石井十次は大正3年1月30日に召天(しょうてん)しました。そのお墓は、その理想郷の中心地の小高い丘の上に作られました。
現在、その墓地には、石井十次の先祖、家族、そして、職員・子ども達のお墓、さらに、この地で独立した卒院生達のお墓も一緒に並んでいます。
また戦後、事業を再開した児嶋虓一郎・登美のお墓もその一画に並んでいます。
毎年、1月30日の石井十次命日と7月10日の児嶋虓一郎命日(その近い日曜日)には、石井記念友愛社主催で記念式を行なっています。
月1回、石井記念友愛社の職員達が交代で清掃に訪れ、100年以上、その塋域をしっかり守って来ました。保育園の子ども達、ボランティアも定期的に清掃活動を行なっています。